2021年度から、新しく日商簿記2級・3級の試験に、ネット試験が導入されました!
従来通りの、ペーパー試験(統一試験)もひきつづきあります。
自分で、どちらかを選んで受験しなければなりません。
私は、ペーパー試験(統一試験)とネット試験も受験しているので、メリットもデメリットもわかります。
●ペーパー試験(統一試験)とネット試験の流れが知りたい
●ペーパー試験(統一試験)とネット試験の問題は違うの?
●ペーパー試験(統一試験)とネット試験、ぶっちゃけどっちのほうがいいの?
ペーパー試験(統一試験)とネット試験も、実際に申し込みして、どちらのテストも受験した本人の個人的意見も含めますが(笑)選べるなら、自分にとって有利な方を選んで受験したいですよね。
ペーパー試験(統一試験)とネット試験の流れ、違いを徹底解説します。
今後も、ネット試験に一本化されるわけではなく、簿記はペーパー試験(統一試験)とネット試験の2本立てです。
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ペーパー試験(統一試験)とネット試験の流れ

一覧表にしてみました (‘◇’)ゞ
ネット試験はコロナ対策をきっかけに、2020年12月から導入された試験ですので、ペーパー試験より過去の受験者数が少ないと思われます。
ペーパー試験(統一試験)の流れ
昔からあるペーパー試験(統一試験)。
簿記2級、簿記3級ともに年3回。
開催月は、毎年6月、11月、2月と、ほぼ決まっています。
受験月を決めて、そこに合わせて勉強を開始するイメージですね。
漢検や英検みたいな資格試験と同様です。
受験申込は、開催月のおよそ2か月前から開始。
申込は、受験地の商工会議所になるので、各地域の商工会議所のホームページを確認してください。
受験料の支払まで完了すると、試験日が近くなったら、受験票が送られてきます。
当日は、受験票と身分証明書、筆記用具、電卓を持参します。
試験では、問題用紙、解答用紙、計算用紙(白紙)が配布されます。
\受験開始/
受験終了後は、用紙を回収されて終了です。
以前は、終了後に解答用紙のみ回収されてましたが、ネット試験が導入され、ネット試験と同様に問題用紙も回収されるようになりました。
合格発表は、1週間~1か月後です。
ペーパー試験は、午前中が3級、午後が2級の試験と全国統一で決まっているので、簿記3級と簿記2級の 「一日でダブル受験」も可能です!
ネット試験(CBT試験)の流れ
2020年12月から新しく導入されたネット試験。
「株式会社CBT-Solutionsの日商簿記申込専用ページ」から申し込みをします。
希望の試験日と試験会場を選択します。
試験会場は、全国にある認定CBTテストセンター。
どこも駅チカなどアクセスのよい場所にあることが多いです。
受験料の支払いは、クレジットカード、コンビニエンスストア支払い、Pay-easy(ペイジー)が選択可能です。
予約が完了すると、登録したメールに予約完了のメールが送られてきます。
当日は、身分証明書と電卓と予約完了メールを持参します。
受付で「受験ログイン情報シート」をもらい、説明を聞きます。
手荷物はすべて指定のロッカーに預けます。
試験では、計算用紙(白紙)が配布。筆記用具は受験会場で貸し出しです。
準備ができたら、試験室に入室し、「受験ログイン情報シート」の情報を入力します。
\受験開始/
パソコン画面で「終了」のボタンを押したら、即時に合否判定が出ます。
結果がでたら、受付に戻ってスコアレポートをもらい、終了です。
合格証はデジタル合格証になり、指定のURLからダウンロードします。
ネット試験は、2級、3級をそれぞれ個別で申込をして、受験することは可能です。
同一日に同じ級を重複で予約、また、同じ級を複数日で予約をすることはできません。
ペーパー試験(統一試験)とネット試験の違い
ペーパー試験/ネット試験の同じところ | ペーパー試験/ネット試験の違うところ |
●受験料 2級(2,850円)、3級(4,720円)ともにネット試験でもペーパー試験でも同じ
●受験時間 2級(90分)、3級(60分)ともにネット試験でもペーパー試験でも同じ ●試験対策 試験範囲は変わらないので、手持ちのテキストや問題集を使って学習する |
●受験日が選べない/選べる
●すぐに合否がわからない/わかる ●受験問題が統一問題で変わらない/PC上にランダム抽出された問題が表示されるので、人によって問題が違う |
違うところと、同じ(変わらない)ところを一覧表にしてみました。
「ネット試験」と聞くと、受験内容が大幅に変わるんじゃないか?さらに勉強が大変になるんじゃないか?専用の受験対策が必要?と一瞬疑いますが、根本は変わらないんですよね。
では、次にネット試験のメリットとデメリットをあげてみましょう。
ネット試験のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
●受験日を自分の都合に合わせて決められる
●学習の進捗・実力があったタイミングで受験できる ●希望により、何度でも受験できる ●結果がすぐわかる。合格の場合、合格証がすぐ手に入る |
●パソコン画面上で計算しずらい
●ポイントとなる部分に書き込みができない ●入力作業があるので、パソコンに慣れておく必要がある ●統一受験日がないので、学習スケジュールの管理が難しい |
受験日が自由に決められるので、社会人の方は、仕事の繁忙期を避けて受験することも可能です。
また、もし残念な結果になったとしても、ネット試験なら、次回の検定月を待たずに、早目に再チャレンジできます。
記憶が新しいうちに受験可能!
再就職や、仕事のステップアップに向けて〇月までに合格して会社に報告したい/履歴書に書きたいなど、合格目標期日がある方にはピッタリな受験方法だと思います。
ただし、受験日が自由に決められるので、学習スケジュール通り進んでなくても、受験日をずらせばいいや という考えにならないように、自分でしっかりと学習予定を組む必要があります。
大きなデメリットとしては、テキストと問題集で勉強している方が多いと思うので、ネット試験では、計算用紙がもらえるとはいえ、
問題画面→計算用紙にポイントを書き移して計算→また画面に戻って入力
といった作業が必要なので、普段パソコン慣れしていない方は少し大変に感じるかもしれません。
結局、ペーパー試験(統一試験)とネット試験はどちらが良いか?
個人的には、ネット試験が良いと思います!
ネット試験のほうが、若干簡単に感じました(あくまで自分の体感)。
以前は、簿記2級のペーパー試験は、問題数は変わらずだったんですが、120分だったんですね。
その分、ややこしい問題や仕分けの量が多い問題などがあってちょっと大変でした・・・。
それが、ネット試験が始まったことにより、90分に短縮!
その分、基礎を重視した問題になったように感じました。
もちろん、ペーパー試験も90分に統一されてます。
あと、ネット試験は試験問題が統一ではなく、その時ランダム抽出された問題が表示されるので、自分が得意な仕訳が出るかもしれません。(これは、運)
いきなりネットで受験するなんて・・・と感じるかもしれませんが、ネットといえども、
ほとんどがテンキーで数字の入力&次の問題に移る際にマウスでクリックするだけ
なので、ネット試験は恐れるほどではありません。
むしろ普段の勉強が(基礎の部分)ができていれば、ネット試験は得点は取りやすいと感じました。
ネット試験なら、思い立ったらいつでも申し込みできるし、受験終了後すぐ結果がわかるところも気に入っています。
もちろん、従来通り受験月を決めて、そこに間に合うように学習スケジュールを組み立てて確実に勉強したい!
テキストや問題集といった普段の勉強方法そのまま試験に活かせたらいいな!という方は、ペーパーテストがいいかもしれません。
ネット試験対策もしてくれる簿記通信講座もありますよ!
独学簿記通信教育ランキング|再就職や転職のために合格するための選び方

どちらの受験方法でも、合格した場合は「日商簿記検定●級合格」と履歴書等に記載できます。
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